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薬膳料理やレース編み
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12月9日の薬膳の授業はタイトルのとおりです・・・
わ、私には読めません><;
説明すると、羊肉を包んだ小さい焼肉まんみたいなのと、当帰と羊肉のスープと、蓮の根の粉を使った葛湯のようなデザートです。

まずは、花巻のときの要領で皮の生地を作ります。
発酵時間があるので早めに取り掛かります。
小麦粉にイーストを加えて、分量を加減しながら水を加えて練り、
一纏めに丸めたら乾燥しないように濡れ布きんやラップをして2倍くらいに膨らむまで発酵させます。
羊肉のひき肉に醤油、葱、生姜、塩、酒、胡椒を加え下味をつけます。
葱、生姜はみじん切りです。
羊肉の効能:羊肉は甘の風味で温の性質なので、体を温め補う効果があります。脾、腎経に入ります。
冷え性や膝・腰のだるさ・無力感、産後虚弱などによいそうです。

下準備ができたら発酵終了までスープに取り掛かります。
羊肉の塊(臭みが気になるのでラムを使用)に適量の水を加えて強火で煮ます。
灰汁を取りながら羊肉に火を通します。
ここでいったん羊肉を取り出し、肉を綺麗に洗います。(臭みを取るため?)
再度、羊肉をスープに戻して火にかけます。
ここでお茶パックに入れた当帰、生姜、葱、山椒の実(なければ粉山椒)、紹興酒を加えて、
弱火で肉が柔らかくなるまで煮込みます。
061209_1553~0001.jpg



葱はこんな感じで5cmくらいに切り、
生姜は臭みを消すためなので輪切りとかで大丈夫です。





当帰は重要な漢方の一つです。
甘・辛・苦の風味で温の性質。血を補って調節する、血の巡りをよくする、月経不調、産後の諸病、痛みや痺れを止める、便通をよくするなど沢山の血に関する効能があります。他の漢方薬と組み合わせて沢山の効果を発揮します。
テキストには「当帰は甘補・辛散・苦泄・温通し、辛香善走するので「血中の気薬」ともいわれ、補血活血行気止痛の効能を持ち、心・肝・脾に入る。心は血を主り、肝は血を蔵し、脾は統血するので、血病の要品であり、血虚血滞を問わず主薬として用い、婦人科の良薬である」と書いてあります。

生地の発酵が済んだところで、台に打ち粉をしてよくこねます。
しっかり練ることで粘りとこしが出てきます。
練ったら、生地を長く伸ばして小さく切り分けます。
061209_1544~0001.jpg



切り分けたらすぐに打ち粉をまぶしておかないと、
切り分けた生地同士またくっついてしまします。





ここからがちょっと難しいのですが、ひき肉を包みます。
061209_1547~0001.jpg
まず、切り分けた生地を軽く手のひらでつぶして円形に伸ばします。
そのあと、写真のように、真ん中の厚みを残すようにふちを押さえます。
下味をつけた羊ひき肉を適当な量、この厚みのある部分に乗せます。
右の親指と人差し指で生地のふちをつまむようにしながら、
口を閉じていきます。
このとき、左親指で具を押し込むようにおさえると、
具がはみ出ないで綺麗に包めます。
閉じるときには親指が生地の内側(具側)で人差し指が外側。
人差し指で生地をつまんで手繰り寄せる感じで、ねじりも加えると綺麗にできます。

どんなふうになるかというと、
061209_1549~0001.jpg



上が先生のお手本。

下が私の第一作目。
汚いですね・・・

でも2つ目以降は先生まではいかなくても、
かなり綺麗に包めるようになりました。


包んだ後、少し置いてから焼きます。


フライパンを熱してサラダ油をまわして、そこに並べていきます。
餃子と同じようにお水を少量加えて、ふたをして蒸し焼きにします。
061209_1613~0001.jpg



ある程度火が通ったら、
小口切りにした万能葱と炒りゴマを振りかけて
さらにふたをしてトータル10~15分ほど焼きます。





スープは最後に塩で味を調えて、少し煮て味をなじませたら出来上がりです。
これはスープを飲むものらしいですが、好みで煮込んだ羊肉を切って食べていいと思います。
私たちは生煎羊肉包であまったひき肉を団子にして加えました。

西湖藕粉は中国食品店に粉が売っています。
061209_1535~0001.jpg
それにお湯を注いで手早くかき混ぜればできるものです。
他の調理中に水でクコの実を戻しておきます。(私たちは忘れました)
「藕」は蓮の根を意味する漢字です。
前に薬膳で出てきたとおり、熱を取る作用が蓮にはあります。
今回羊肉を沢山使って体が温められたので、
下げるものを先生が組み合わせたのかも・・・
粉をかき混ぜつつ熱湯を注いで、
さらに手早く混ぜないと滑らかになりません。
結構難しいです。


本日の薬膳。
061209_1632~0001.jpg061209_1647~0001.jpg061209_1528~0001.jpg










当帰生姜羊肉湯、生煎羊肉包、西湖藕粉
西湖藕粉は本当に葛湯みたいな感じでした。
とろっとしててほんのり甘めです。
先生曰く、私は熱っぽい体質なので、熱を下げるこれは体にいいらしいです。
生煎羊肉包はめちゃくちゃおいしかったです~~
羊肉が苦手な人のために豚肉バージョンも作ったのですが、
これもおいしい~~
普段作るなら手に入りやすい豚肉がいいかも。臭みもないですし。

おいしくて沢山おかわりして食べてしまいました。
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プロフィール
HN:
紅実
性別:
女性
職業:
パート
趣味:
手作り作品
自己紹介:
薬膳と中医学を勉強しています。
ストレス発散にレース編みにチャレンジ。
編み物難しいからかえってストレスになるかもと思いつつ、夢中になれるので・・・
独り言や手作りしたものをアップしていこうと思います。
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